眼球ブログ(仮)

思ったことをきまぐれに更新していくブログ

映画 劇場版遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS 感想

遊戯王の映画みてきました。ええ、ええ、それはもう面白かったですよ。

けど映画だからネタバレNGの部分もあるのでここに感想をかいちゃおうかなとおもってかきます。

 

こっから下はネタバレすっごい含んでるのでみてない!って人は絶対みないでくださいよ?いいですか、絶対に下にスクロールしないでくださいよ、後悔することになりますよ、絶対に絶対にやめたほうがいいですよ???

映画をみた人だけこれから先の感想はみてください!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:GANQ:20160423205031j:plain

この遊戯王の映画のメインビジュアルあったじゃん。まさにこの通りでした。

 

海馬が主役みたいな感じでした。

 

それともうひとつ。新キャラの藍神(あいがみ)くんがラスボスかなと思ってました。

まあ最終的にラスボスだったけど戦犯的な千年アイテムがありましたね。。。

 

おまえだよ千年リング!!!!!💢

 

あとバクラくんの闇の人格の目覚めの瞬間がみれたのが個人的にすごい満足しています。みたあとの率直な感想がこんな感じですがやっぱり遊戯王なのでつっこみどころはいっぱいありました。なのでどんなところが印象的だったのか時系列で最初から個人的に気になったところをかいていこうかとおもいます。

結構長くなっちゃったので注目して欲しいところだけ字を大きくしています。

 

・最初

いきなり光の中に黒い球がDNAのごとく螺旋状になっていき意味深なはじまり。

KC(海馬コーポレーション)が宇宙ステーション、軌道エレベーターまでつくり千年パズルが大切に保管されて王の復活を待つかのようにしていた。

 

KCもう会社とは思えない凄まじい技術力の成長をみせていますね。。。

そのあと時間がもう少し遡ってエジプトでの千年パズルを発掘する前のところまでいきます。モクバがスマホを使っているところにも驚きましたがそれ以上に過酷な労働環境で働いているKCの社員とエジプトの人たちに驚きました。クラッシュタウンを思い出させるかのような光景です。

 

・遊戯たちの日常

場面は変わって遊戯たちの登校シーン。遊戯はいつもどおり亀のゲーム屋からでていく風景。

じいちゃん「最近あんずちゃんがむかえにこないのぉ・・・」

遊戯「はやんないんだよ!」

 

こういう会話、嫌いじゃない。そのあと杏子ちゃんはごくごく普通に遊戯と合流して登校。ニーソはいていたので杏子ファンは必見。バクラくんもいつもどおり学校でちやほやされる。城之内はチャリでデュエルディスクを前カゴにのせて危ない運転をします。サイクリングデュエルだ。。。その後本田を半ば強制的にのせてギリギリ登校時間の門に間に合います。その時の体育の教師が原作にバクラくんにやられた刈田先生がでてきます。とってもなつかしい。。。。まさに原作だ。。。

 

その後遊戯たちは昼休みにそれぞれの夢について語りはじめます。本田は親父の工場を継ぎ、杏子はダンスの修行のための留学、そして城之内はとりあえずプロデュエリストといいます。どこまでもポンコツなやつだ・・・デュエルディスク没収されておいて・・・。そんな中遊戯はゲームをつくるという夢を叶えたいといいます。その遊戯の夢に対して城之内たちは優しい声をかけてくれます。ほんとにいい仲間をもちましたね遊戯くん。

そして教室に戻るとみたことないやつ(藍神)が登場

「あの子だれだっけ?」

「え?知らないの?あの子だよ!えーーっとあれ?だれだっけ・・・」

おまえらいくらなんでもひどいぞ。

 

帰りに遊戯くんがATMとのことについてはなしはじめます。この時闘いの儀の時のデュエルが回想としてでてくるのですがオシリスがCGになっています。もう一度いいます。

オシリスがCGになっています。

かっこよかったです。

その話をした後で城之内くんがその遊戯との記憶は忘れないようにしろよなとかっこいい言葉をかけたところで藍神くんが不良どもに囲まれるシーンに。

不良(CV:ケンコバ)「おまえほんと・・・かわいいなあ?」

 

ケンコバホモかよ・・・

それをみた城之内がいじめはよくねえぜ!という体で橋から下の川辺まで着地して登場しその場はとりあえずおさまります。デュエリストはリアルファイトも強くなくちゃいけませんね。。。

 

そして場所は移って海馬建設(←ここでちょっとだけでてくるヘルメットかぶったブルーアイズめっちゃかわいい)が工事している現場に藍神くんは誘われるのですが彼は突然

 

藍神「君たちの記憶に僕は住んでいるのかい?」

 

という言葉を言って大量の人間をどっかから呼び出し、そして不良たちを消してしまいます。こわ・・・・。

 

・海馬コーポレーションのハイテク技術

そこからまた場面は変わりいきなり遊戯vs海馬に変わります。LP8000からデュエルははじまり千本ナイフ、サギーといったなつかしいモンスターと遊戯王の名言「それはどうかな?」も炸裂しとても熱い勝負を繰り広げました。すごい熱かったです。こっからアレンジされた原作BGMが流れてきて原作ファンすごい必聴。これからも流れてくるのでサントラとかでてきたら是非買いたい。

「ハイパー・スピリッド・バースト!!!」言ってみたいですね。

結果は見事海馬社長が勝ったのですが

仮想空間における闇遊戯をシミュレートしたデュエルでした・・・

 

そして新しいデュエルディスクの実験だとか・・・

なんとカードをデータとして扱って脳領域、そして世界中をネットワークで共有するとか。KCは未来にいってます。

海馬社長が勝って研究員は満足げだったものの海馬社長は過去のヴィジョンに勝ってなんの意味があると言ってお怒りでした。全然満足していなかった。海馬社長らしい。

 

・藍神くんって?

あぁ!

 

藍神くんを最初みてGXのヨハンとどことなく似てると思ったのは私だけじゃないはず。

ここで場面はうつり遊戯たちの日常に。メカニック本田がデュエルディスク修理してる中御伽くんのファッションがとてもおもしかった。そして城之内は負け犬のぬいぐるみの格好して働いてた。DDM編のことを思い出す光景だ。。。

そしてテレビでいきなりKCが新世代のデュエルディスクのデモンストレーションをして社長が高笑いした後、藍神くんの過去の話に。イミフメイ・・・

どうやら彼はより高次元?な世界にいたらしい。

ここで藍神くんの真の名前が”DIVA”ということがあきらかに。

歌姫ですか・・・?

 

・次元領域デュエル

モクバがついに千年パズルをみつけブルーアイズジェット機でものの数分でエジプトに到着。KCの技術力はともかく社長が降りる前に地面にかっこよく着地したのがおもしろい。デュエリストは身体能力も高い。

千年パズルを回収しようとするが鋭い海馬社長は藍神くんの存在に気付き藍神くんをひきづりださせる。

ここで藍神くんたちが集合意識の高い人間たちであることが判明(プラナ?)

ここでシャーディーも登場←!!!!???

シャーディー???あの嘘やろ???????とか思ってる最中藍神くんはしゃべり続けどうやら彼らは従来の7倍もある集合意識を使って会話せずとも情報共有ができるらしい。こいつら未来人か?

藍神くんはさっきの不良のときのように海馬を消そうとするが最新型デュエルディスクにより自我を強くしてそれを回避することに成功。まるで意味がわからんぞ!

ここで次元領域デュエルという???なデュエルがはじまります。

 

藍神「じきにわかるさ、じきにね」

視聴者(いやわからん)

 

このデュエル最初藍神くんが説明してくれたので自分は大丈夫でしたが、遊戯王あんま知らない人はさっぱり状態かもしれないです。けどあんまり気にしなくて大丈夫な範囲。このデュエルでおもしろいのは召喚したモンスターがプレイヤー自身の気力によって引き出されるシステム。つまり召喚するたびに叫んでた。

うぉぉぉぉおおお!!!みたいな感じで社長が叫んでてドラゴンボールみたいでシュールだった。

「次元召喚!うぉぉぉぉおおお!!!

※次元召喚する際はモンスターのパワーを最大限発揮するために叫びましょう

デュエルは海馬社長が藍神くんにどんどん押されていった展開だったが最後の最後で海馬社長が華麗なポーズからの地砕き、そしてスタイリッシュドローで見事オベリスクを召喚する。もう一度いいます。

 

オベリスク召喚

 

オシリスと同様CGなのでふつくしい姿が拝めました。

海馬「モンスターではない!!!!神だ!!!!!」

めちゃくちゃ自分の中では盛り上がりました。神はBGMもあいまって迫力もあり圧巻でした。

結果は引き分けに終わりましたがKCは見事に千年パズルを回収します。けど藍神くんが悪あがきをして2ピース奪いとられちゃいます。どこまでもしつこい藍神くん。そして海馬も同様にして乗ってきたジェット機1人で帰っていきます。 残されたKCの社員過酷すぎでは

このデュエルのおかげで藍神くんが『方界』という次元デッキということが判明。どんどん変形、パワーアップしていって単純に強かったです。むしろ遊戯くんとか勝てるのか・・・?とか思ってました。

 

・千年パズルのために

そして遊戯たちの日常シーンに。遊戯くんが卒業生代表としてスピーチのリハーサルしてる時に城之内くんは海馬にバトルシップから突き落とされる夢をみて目がさめる。よほどポンコツは新型デュエルディスクが欲しいらしい。城之内と社長のやりとりもっと増えてくれ・・・

本田くんはすでに泣いてた。男の中の男。

 

そして社長は回収した千年パズルを持って軌道エレベーターを使って宇宙へ。なんとここで無重力の状態で千年パズルを完成させるためだけに宇宙ステーションがつくられたことが判明。社長どんだけATMと会いたいの。社長のぶっ飛び具合には毎回驚かされる。

機械「さすがです、ミスター海馬様。」

機械にこんなこと言わせる社長すごいと思う。

 

・バクラくんの真実

藍神くんは遊戯たちにまみれて能力を使ってバクラくんと城之内くんだけに話をし始めます。城之内くんは誰にも認知、記憶されないところにとばされます。

 

藍神くん「ここはゲームだ。脳内映像脱出ゲームだ!!」

にしても藍神くんの能力は怖いですね。。。大量の人間に認知されなくなる恐ろしさが伝わりますね。

そしてバクラくんはというと藍神くんにとても恨みをもたれていた、というのもそのあとの回想でバクラくんが千年リングを手にいれるまでの経緯がわかるのだが、バクラパパがでてきたりで新鮮でした。まぁバクラパパ大金で千年リング買おうとする輩だったんだが。

それにしても・・・

ショタバクラくんすごいかわいい

そのショタバクラくんが千年リングを手にしたとたん闇の人格にめざめてしまいました。そこで闇バクラはハジけてメチャクチャにしたわけだが、

ところで原作知ってる人は知ってると思うんですけどバクラくん実は原作の中で

「バカな・・・!!5年前なら奴はすでに・・・!!

というセリフがあってこのセリフ簡単に言えばシャーディーを殺したかのようなセリフだったわけなんですよ。

何十年にもおよぶフラグが回収されました。

まさかこんな形で補完してくるとは。シャーディーの登場からいろいろと怒涛の展開でしたがうれしいです。

正直やったのは闇バクラくんだから元のバクラくんは全然覚えがないわけで。とばっちりすぎる。。。

表バクラくんの涙の訴えでやっと藍神くんは表バクラくんにやっと罪はないことに気づきはじめて行き場のない復讐心が迷いはじめるのだがここで千年リングに操られた藍神くんの友人(マニ)がでてきて中断。

友人はなぜか消えます。千年リングここらへんから罪深くなってきた。

 

ここで知ったのは千年アイテムは正義のものが3つ、悪のものが3つ(千年眼、千年リング、千年錫杖)。そして1つ(千年パズル)は両方を持っているという事実です。正直はじめて知りました。。。。

 

そして城之内くん、消えて死にかけていたのだがその時に時計台での闇遊戯のヴィジョンをみて見事に復活、時計台の前で藍神くんが遊戯たちに「バクラくんと城之内くんは消えてもらったよ」と話していたところに光り輝きながら登場します。

 

城之内「絆は次元を超えてつながってんだよ!」

こういうところはかっこいいからずるい。

 

・揃う闘いの舞台

ここで大きく話が動きはじめて遊戯くんは藍神くんの妹からお兄ちゃんを救って欲しいとの思いで千年パズルのピースを渡されます。そして社長も特殊部隊を使ってピースを持っている藍神くんの能力を封じて捕まえることに成功。KCもうなんでもありですね。世界掌握も近い。

そして社長は遊戯くんと藍神くんそれぞれに千年パズルをかけて海馬ランドでデュエルをするようにセッティングをします。さすが社長、バトルシティの時のように完成のためならなんでもしますね。ここ社長は表遊戯を強制的に誘うのですが、、、

 いきなり多くの車が通っている交差点で突如現れます。

いくらなんでもあぶねえよ。。。

あくまで遊戯のことを器だといい、アテムの方の遊戯に会いたがっていると宣言します。どこまでも追いかけますね海馬社長。

そして最後にヘリコプターでおちゃめな海馬兄弟は去っていくのだが、

 

モクバ「店のとじまりはやっておいたぞーーー!」

優しいけど不法侵入では・・・?これがKCか・・・

このあと遊戯くんはトラックに轢かれそうになります。デュエリストは常にいのちがけです。

 

ちなみに蛇足ですがこの時映ってた広告、331とかY2Rとかあったけど誰か元ネタとか気付いたら教えて欲しいです、すごい気になる。。。

 

・新型デュエルディスクお披露目in海馬ランド

デュエルの当日、城之内たちももちろん海馬ランド内のドームにいるのですが遊戯くんが杏子宛てに

「心配しないで

ボクが必ずバクラくんを

助けだす」

というメールをだしていた。表遊戯やっぱりやさしい青年。ドームの中にブラマジのコスプレしてる人がいてよき。

そんな中海馬は最新のソリッドヴィジョンを使いミスをしてドームに落ちそうになっている飛行機をブルーアイズがバーストストリームをうって粉砕、その炎の中から海馬がとびだす演出をしてみせた。

社長毎回ぶっとんでるけどブルーアイズの愛を感じていいですね。

そして社長の熱い演説で新型を世界にアピール、カリスマ性がとても感じられる。

 

・遊戯vs藍神

最初は主催者権限により藍神vs海馬(2度目)になるはずだったが遊戯くんがこれはぼくの戦いだ!と言い遊戯vs藍神に。藍神くんはともにプラナにはいらないか?とか勧誘されましたが遊戯くんはふつうに断りデュエル開始

懐かしい名前のカードたちが遊戯くんが使っていく中、藍神くんは海馬の時と同様に方界という次元カードを使用。多くの目玉が動いててサウザンドアイズ・サクリファイスを思いだしますね。

そして藍神くんはその圧倒的な力で遊戯を押していき仲間たちも力の差が歴然としていて勝てるのかって雰囲気がでていたが。。。。

遊戯くんが最後の最後で

「トリプルトラップ!!」

「これがディメンジョン・トラップ・ピラミッド!!」

まさかの無限ループ発動

ガイアロードがとどめをさしてええ・・・ってなっちゃった。

ここで無限ループで終わらすのはなんか複雑な気持ちになった。

けどよくよく考えたらこれオシリスに対峙した時の闇遊戯みたいでそう考えると表遊戯の成長面を強く感じられるデュエルだった。

まぁ時間の尺もあるからね、仕方ないね。

 

ここで杏子たちはこの勝利に喜ぶのですが城之内はこの時有名なAGOを披露します。

AGO!顎!アゴ!

どんどんアゴだしてくれ。

 

・遊戯vs海馬

ついに待ってましたと言わんばかりの対戦カード。公開前の映像で何回もみてたからとても楽しみにしてた一戦。戦う前に表遊戯くんがなんか言おうとしてたが、

海馬「問答無用!」

デュエル!!!

海馬「行くぞ器の遊戯!!」

相手の話をきかずに全速前進してデュエルにするの社長っぽくてすき。はじまるまえからちょっと腹筋もっていかれました。

 「俺たちのデュエルをするぞ」

というかっこいい言葉を言い、デュエルはいきなり早い段階で双方エースモンスターのブラックマジシャンとブルーアイズを召喚しはやくもクライマックス状態。そこから今まででてきたモンスターのリメイク、派生のオンパレード。原作好きとしてはとてもうれしいしテンション高くなってワクワクした。BGMもリメイクでほんとすごくよかった。やっぱり遊戯vs海馬は熱くていいですね。

映画の公開する前最初遊戯くんの使うカードマジシャン・ガール系統しか公開されなくて遊戯くんが本格的に萌え豚化したのかと思ってたけどそんなことなかった。

遊戯側はマジシャン・ガール系統のアップルとレモンちゃんがでてきて見事トリをブラック・マジシャン・ガールが海馬のモンスターを倒してました。

マジシャン・ガールやっぱかわいい。はぁかわいい。

一方海馬は嫁ことブルーアイズのオンパレード。

海馬「ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン!!」

海馬「混沌のマキシマム・バースト!!!!!」

 

海馬「〜〜〜〜〜(長い召喚口上)〜〜〜〜〜」

海馬「ディープアイズ・ホワイトドラゴン!!!」

 

海馬社長はカリスマ性がありますよね。すごくかっこよく感じたし圧倒的パワーをみせつけてました。さぞ嫁に囲まれて幸せでしょう。

 

そんな中途中でいきなり遊戯くんが中心にある千年パズルに近づき遊戯くんは千年パズルを完成させ、海馬に千年パズルの中もう王様の魂は残ってはいないことを伝えます。

嘘だあああああああああああああああああ!!😭😭😭😭😭

自分よりも海馬の方が相当ショックだったはずです。だってあんな顔してたんだもの・・・

千年パズルのために宇宙ステーションまでつくったのに・・・

 

そして遊戯くんは最後に罠カード「ファイナルギアス」(←かっこいい)を使って海馬にとどめをさそうとします。

その時の海馬のLP100になりながらもどこか満足げで表遊戯の強さを認めたというかそんな海馬の表情が垣間見えてとても印象的でした。海馬社長は遊戯のことになるといろんな表情をみせてくれていろいろ考察できますね。次みるときはそこらへんをみていきたいです。

 

・蘇るカオスな藍神

ここでデュエルが中断されて千年リングによって禍々しい姿になった藍神くんが別次元のホールらしきものから登場。禍々しいというかなんというかほんとにモンスターというかカーというか・・・千年リングちょっとやらかしすぎじゃないですか・・・

話きいてる限りだと藍神くんの憎しみの心に千年リングにつけこまれた感じなのだろうか、 にしても藍神くんの持っていたものが8つめ?の千年アイテムというのには驚かされた。そして世界がどんどんと闇に包み込まれ人々が消滅していくトンデモ展開のなか遊戯と海馬はまさかのタッグを組み、ボスの禍々しい藍神くんを倒すぞ!!という熱い展開に。いやいやもう待っていたというかすごい遊戯王ってコンテンツを感じてGXで十代とヨハンがタッグ組んでたたかった時をはじめとしたデュエルをおもいだしてしまった。

デュエルはというと終始圧倒的な強さを藍神くんがみせつけた。ラスボス感はんぱない。そして海馬が遊戯をかばって消えてしまった・・・海馬は最後に「やつを呼べ・・・」と言って去っていき、もうこの世の中にはいないはずのアテムを指名。あの海馬社長がかばって犠牲になることに泣きそうだけど絶望的な状況で表遊戯が「みんなごめん・・・」とあきらめかけた時についにその瞬間が訪れる。

それは遊戯王の原作を知っている人なら誰もが聞いたことはある千年パズルが光る音が鳴って金色に光り輝く王が蘇った。

そして堂々としたドローをして

護神官マハード」を召喚。

 

なんとも凛々しい姿のマハードでその姿は背を向けてではなく向かいあわせで主人につかえるかの如くのポーズをとってみせた。彼にとってはモンスターではなくそしてブラック・マジシャンはあの彼なのだなというのを改めて感じた。そしてモンスターを撃破し藍神を倒した。映画の4週目の特典カードで映画公開のギリギリまで公表されなかったですがある意味納得です。マハードは自分でもほしい。

 

そして誰もがもう二度とはなかったであろう表遊戯とアテムの対面が実現。個人的にものすごく感動したところでこの部分はもう二度とみれないだろうし仮にあったとしてももうみたくないというか変に補完されるくらいなら原作のままでいいよと思っていました。けど今回のW遊戯の再会、

とても最高でした。

一瞬だけれどもW遊戯が実現できたのもうほんとにありがとうとしか言えない。ありがとう高橋和希様。 アテムさん全く喋らないのが印象的でもうこの世にいない人間の定めというか神々しさがより一層増してました。そんな中表遊戯は城之内くんと再会したあと喋らなかったアテムと少し話せたらしい。何を話したのかちょっときかせてほしい。

一体なにを話した?????????

 

・凝ったED

終盤になり映像は遊戯たちの卒業式。みんなそれぞれの夢を実現するために杏子はニューヨークへ旅立ちます。この時の御伽くんのファッション気になります!

そんなEDのクレジットロールが流れるわけだがその協力者のニックネームを使ってYU☆GI☆OH!という字をつくって流れました。ああああああすごいいいいい。

 

・本当の戦い

そしてここでは終わらず海馬は藍神が残した千年アイテム?を利用して次元領域エミュレータを開発、宇宙空間から軌道を急直下して次元を超えます。ここまでくるとKCの技術力にあまり驚かなくなりましたが見事アテムのいる次元にいくことに成功。徒歩で歩いて玉座に座る影のかかったアテムに海馬が勝負を挑むというところで終わります。

もう海馬はアテムとデュエルするためなら命をかけてでもなんでもするという思いが伝わってくるし個人的に遊戯vs海馬は決着がついてほしくないというか原作の城之内と遊戯の時計台でのデュエルのように決着がついてほしくないという思いがあったんだけど

今回のような終わりかたをしてくれてとてもサティスファクション満足です。

 

まとめ

今回の遊戯王の映画はですね。はっきりいうと満足、いやそれ以上に満足しました。他の無駄に長生きさせてるジャンプ漫画とちがいいい終わりかたをした原作遊戯王に今後の話をつけて正直あの遊戯王の続編ですごいワクワクする一方ではたして変に補完したりして大丈夫なのかなと不安に思う面も少なからずありました。ですがこの映画をみてその不安は全然なくなりました。ありがとう高橋和希の言葉しかでてこないです。地味に原作のフラグ(シャーディー、闇バクラ云々)とかも回収して非常にすばらしかったです。欲張りをいうなら城之内くんもデュエルして欲しかったですね・・・。

ーー主要人物についてーー

藍神くんという青年、いろいろ謎がちょっと残っていますね。シャーディーに選ばれたりプラナという存在とか。まだまだ謎があるから解明考察していきたいですね。

 

海馬社長はアテムのためならなんでもしますね。すごい執念を感じます。この映画だけでも数々の常識を逸した行動がよくみられました。遊戯王らしくてよかったです。社長はこのまま全速前進していってほしい。

 

城之内くんは終始バカでしたが藍神くんのゲームから脱出したり表遊戯にはげましの声をかけたりと絆、友情の部分が強く描かれていた気がします。やっぱり自分はバカが好きなんだなあ〜〜〜〜

 

表遊戯。全体を通して表遊戯は1人の人間として成長するという描写が強かった気がします。もうアテムがいなくても強くたくましく成長していってる遊戯くんがみれました。特にデュエルでその様子がみられて感動です。みんなアテムがいなくなったのは辛いですがいちばん辛いのは今まで一緒に心の中にもいた表遊戯くんのはずです。そんな中自分の夢を目指して自立していく様は涙がでそうです。表遊戯くんの行動にはすごく考えさせられることがいっぱいあります。ある種いちばん大人になったと思います。私たちも見習わないとダメですね。

 

そして映画全体をみておもったのはこの映画のテーマとして「記憶」というのがあるというのを個人的に感じました。新キャラの藍神くんは記憶に関する能力を使って記憶、認識を消し、そして遊戯をはじめとした主要人物はアテムという出会い、記憶からそれぞれ個人に強い影響を与えています。海馬に対してはデュエルに対しての熱い記憶を植えつけさせ、城之内くんに対しては友、絆という記憶を生まれさせ表遊戯にも今までのいっしょにいた記憶もすべていいものとしてもたせることができました。記憶から人がつくりあげられてるっていうのを強く感じました。

あと個人的なのですが遊戯王のおもしろいところってぶっ飛び具合もありますけどデュエルというゲームの中でストーリーがつくられているところにあると思ってます。それぞれ個性がでたデッキで会話をするようにしてデュエルをしてメッセージ性のある展開をしていってすごくひきこまれていきます。

まぁあれだ・・・

 

カズキングダム最高ってことなんだよ

 

遊戯王ってすごいですね、映画をみて久しぶりに遊戯王したくなりました。

また映画みたいのでまた時間があれば2回、3回とみにいきたいです。

 

P.S.

記事かいたあとに買った遊戯王のパンフレット読んだんですけど結構ネタバレなことかいてあって驚きました。特に藍神くんとか。あと3Dのモンスターものってあってすごくかっこいいです買ってない人は買ったほうがいい一品。